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アーマルドは パワージェムを つかった!

化石ポケモンにパワージェム下さい。モブ(@XXXrhsx)の雑記になってます。

種族統一アドカレ2022先走り短編集

はじめに

 自分用のアドベントカレンダーの記事が進んでいないのに書いています。しんどい。

 この記事は「種族統一アドベントカレンダー2022」*1の参考になればいいという文章を詰め込んでいます。企画外の文章ではあるのですが、何かの参考にでもしていただければ、と思います。

 なお、これを見るよりかは「種族統一アドベントカレンダー2020」の記事/動画/漫画ツイートを見た方が参考になると思います。

 アドベントカレンダー2020のURLは↓から、ついでに過去記事も見ていってください。

ancientmovu.hatenadiary.com

 

 以下に3つのアドベントカレンダーの企画の例を出しておきます。

 

 

1.「種族統一」って何?

 過去に使ってたStorm会戦における「種族統一って何?」という画像説明*2です。

 こういう画像やイラストをまとめて「#種族統一アドベントカレンダー2022」ってツイートを入れるだけでも企画としてOKなのではないでしょうか?

 …並べてみるとレイアウトや文字フォントに大きさだけでもイメージって全然変わるんだなぁと思いますね。

 

2. ポケモン世界における種族統一のメリット

 種族統一というのはポケモン世界では利点があるのでは、と考えている。ポケモンの創作漫画を見ていてなるほどと思ったことから発想を得た、いわゆる妄想の類である。戦略としての種族統一ではない妄想も企画として面白いのではないかと提案させていただく。

 

 原作ともいえるポケモンのゲーム内でカミツレエモンガなどポケモンを重複させること自体は多々見られる。NPCの中にたくさんキャモメを飼っていて手紙を運んでもらったりなど、戦闘でなくともスタンダードに種族統一がされている。またアニメ内でもサトシのケンタロスのようにたくさん所持していたり、ポケモンカードは重複前提のような節もある。こういった公式だけでなく、二次創作などでも見かける表現である。今回は、ポケモンと我々が生活を共にする場合の種族統一によって生み出される利点を考えていきたい。

 

ポケモンの基準化

 ポケモンはゲーム内でも未知の生物とされている。そのため、生物の飼い方を確立させた方が安全でいい。なんならば、公的機関から飼い方が発表されているポケモンへの社会的理解が進んでいいのではないだろうか。

 例えば、ほのおタイプのポケモンを出してくるエンジンシティのジムの場合である。ガラル地方でコータスを連れている外国人のトレーナー。そのコータスの具合が悪かったら、ポケモンセンターという選択肢が一番良いが、エンジンシティジムに持ち込むか、公式HPでコータスの管理の仕方を説明しているカブさんの動画を見るなども対処療法として考えられるのではないだろうか。*3

 また、ゲーム内ではジムリ管轄のジムトレはジムリと同じあるいは進化前のポケモンを使う。実はこれ、ジムリと相互にポケモンのことを教え合う関係になっているのではないだろうか。ジム戦を行うということで炎タイプの技で建物が壊れない設計というのは勿論のこと、ジムリなりたてのアスナちゃんはキャンプファイヤー兄貴にドンメルの世話の仕方を教わっててもいいし、カブさんならばロコン使いに教えるだけでなくジム内に野生として放し飼いもしているため、ドンメルやロコンにジム職員が詳しくなければできないと考えて間違いないだろう。

 このように公的機関におけるポケモンとの接し方の基準化がされることで、社会とポケモンを近づける研究機関という側面を持つために、ジムなどの公的機関が種族統一を勧めているのではなかろうか。

 

ポケモンのコントロールの一括化

 ポケモンはそれぞれ性格、個性なんかが違う。しかし、同じ種類だけにしておくとエサや飼育環境が同じものにしやすいのはこちらの世界の動物と同じだと推測できる。草タイプのためのフーズと鋼タイプのためのフーズを用意して…と別の対応に追われるくらいであれば、同じ対応の上で、あまいポロックが好き/からいポフィンが好きなどの差に対応することは楽なのではないだろうか。

 これは種族統一だけでなく、むしとりしょうねんが虫好きだから虫ポケモンを出してくるのではなく、タイプ上での飼い方が同じで家族も同じタイプならばOKを出しているのではないか、といった推測ができる。アニポケのゴウくんもたくさんポケモンを捕まえているが、研究所ではそんなポケモンたちは生息域(つまりタイプ)で世話しやすいように分けられている。

 

ポケモン内の差別化

 ポケモンは1匹につき4つ以下の技しか覚えられないというのは、公式・創作物問わず守られているルールに思われる。そして、ポケモンダンジョンやアニメや創作漫画といったもので見られるが、同じタイプの技でも技の使い勝手が異なってくるという設定がなされている。ゲームのシングルバトルなんかでは、みずでっぽうとなみのりはほぼ上位/下位互換といった威力や効果だけで見られているが、アニポケでは直線状のみずでっぽう、スタジアム全体を飲み込む面状の技のなみのりなどなどの別の使い方を模索されていることが挙げられる。

 ポケモンとの生活でこれを当てはめて考えて見る。みずでっぽうであればPP多めや威力低いという特性から消火活動や子ども用のアトラクションに向いていそうである。これをなみのりに変えると移動やバトル用に使うという形にするのではないだろうか。技が4つという制約上、同じポケモンの同じタイプの技でも生活内で使い分けできるかどうかは活躍の幅が変わるはずである。よって同じポケモンを持っておいて、技を別々にするのがいいのではないだろうか。

 

 以上の3点から、同じポケモンを管理/調査すること、すなわちこちらの世界で言う種族統一は、ポケモン世界でも有用なのではないかと思われる。みなさんも「ポケモンのせかいへ レッツゴー!▼」する際には種族統一をされてはいかがだろうか。

 

3. アオガラス統一基本論

 ブログ記事という体裁で一番考えられるのは、構築記事や振り返り記事などになるのではないだろうか。個人的には種族統一学会論文誌 | ShuzokuTouitsuJournalのような素敵なデータや考察に溢れた記事を読むのを楽しみにしている。

 

 アオガラスはS77と絶妙なラインを持った中間進化ポケモンである。レアコイルアゴヂムシのように進化するとS種族値が下がることや、全ポケモンの中でも3匹しかいない飛行単タイプの中で羽休めを使える最高種族値ポケモンであることから、進化前のポケモンであっても起用して使う価値がある。

 そんなアオガラスだが、せっかくなので単体で使うのではなく、種族統一的にPTを挙げてみることとする。

 

 その前に中間進化ポケモンの話をしておく。進化前は種族値が進化系よりも強いわけではないものが多く、戦闘面で考えた場合、種族統一をする理由はほぼ無いことは断っておく。それでも使う理由を簡単に述べる。

 まず可愛さや愛着である。見た目の良さやそのポケモンとのストーリー性というのはそもそもポケモン対戦をする理由として大きいものである。アオガラスの場合は中間進化ということから、進化前の愛らしさと進化後のかっこよさを示すために両要素を所持している、見た目のアドバンテージが強いポケモンであることは間違いない。

 次に、好奇心というのは大事に育てるべきである。そもそも種族統一とは普通のルールではない。勝つための既成概念は基本的にスタンダードルールから生まれている。しかし、こういったルールや環境では「受けループ」のような戦略は想定されていない。普通の考え方で種族統一という環境に触れ続けても、環境内での向上は望めないことがわかるだろう。したがって、そういった既成概念を破壊し順応するために人間が行う選択肢は、実体験や考察を深めるという仮説と実験の交互サイクルの一択である。先制の爪のような見ない持ち物+穴を掘るで苦手なトリックルームを対策する、あえて進化前を使うことで低種族値を補うための戦術を磨く、といった自身の中での新たな体験と言うのはより広い視点を持たせてくれることが間違いない。

 

 さて、アオガラス統一のパーティの一例を見ることとする。

Ⅰ HB輝石鳩胸 飛行単タイプが羽休めをするとノーマルタイプになる。よってダイホロウでBが下がるのを防ぐだけでなく、羽休めでゴースト技を無効化できるのはアオガラスの最高の利点である。

Ⅱ HDチョッキ チョッキのせいでフルアタになるため、物理で採用するのが望ましい。Cを下げるダイワームや、後攻でダメージの上がる上に特殊の多いエスパーなどへしっぺ返しがあるので特殊に強く出れる。

Ⅲ ASチイラ アオガラスの1ターン目はブレバが一番火力が出るため、HPを減らすことで使われるアイテムと相性がいい。また、こらきしのようなコンボも狙える。

Ⅳ CS襷 物理ばかりは威嚇を喰らってしまうとつらいので特殊型を2体は入れたい。襷で耐えての追い風をすることで、ダイジェット無しでも自身や後続のSを上げられる。また、行動保障のある中での挑発採用もしやすい。

Ⅴ HS残飯 身代わりうらみ挑発羽休めという技構成にすれば、いわゆる害悪と言われるポケモンへの対抗策となる。お世辞にも火力があるポケモンではないため、殴り合いよりもスムーズに対応できるだろう。

Ⅵ CS珠 アオガラスは悪巧みを使えるので、積んでしまえば物理型よりも火力が出るのがとても良い。挑発などと合わせて使っていこう。

 あくまで組み方の一例なので、他にもHA鉢巻やAC振り分けなど開拓の余地がある。皆さまもよきアオガラスライフを送って欲しい。

 

 ちなみに、アオガラス統一は第5回Storm会戦にて混合ヒヒダルマ統一を破っている。使い手はフノ里さん、種族統一マスターズエイトでも輝いた人である。過去のStorm会戦でもポリゴンZリザードンなどに勝っているので、アオガラス統一は十二分に対戦用ポケモンとしての一定のスペックを持っている。ただしヌメラ統一に負けていること、デンヂムシ統一には一回も勝てていないなど改善点は大いに考えられるため、アオガラスの更なる強化をポケモンSVで望むこととする。

 最初は冗談のつもりでアオガラスをStorm会戦で使ったのが始まりだったが、自分でもここまでアオガラスというポケモンが好きになると思っていなかった。パーティ一例よりも使いやすいスタンダードアオガラス構築が作れたならばまた紹介したいと思う。

*1:種族統一 Advent Calendar 2022 - Adventar

*2:一番左下の画像だけもーとくんに作ってもらったものです

*3:二次創作漫画、特にジムリーダーなどが進化前のポケモンを育てる展開が多いのでこういう展開の創作物は意外と見つかるものである。ぜひ見つけてみてほしい。