ブログタイトル

アーマルドは パワージェムを つかった!

化石ポケモンにパワージェム下さい。モブ(@XXXrhsx)の雑記になってます。

8世代化石ポケモンの環境序盤の各個体解説

ガラール!(そういう挨拶はない)

ガラル地方はアローラ地方と違って挨拶する気が今作はないですね。主人公とホップくんが電車内でお互いスマホ画面見てるあたりが現代を表していて好きです。

(↑決して悪口ではなく、そういう付き合い方でも「仲がいい」というのが今の子どもの見解なので、決して彼らの関係性や私たちの人づきあいが「変である」ということではないです…)

 

さて、ガラルな雪国並の挨拶はともかく、皆様新環境は楽しんでいますでしょうか?

個人個人で物申したいことは多々あるでしょうが、おおむね新世代を楽しんで、慣れた頃合いだと思います。僕もそうです。

さて、僕が前回の記事で予想した通りに(記事を書き始めた頃、リークは既にされていたのでぽけりんみたいなまとめサイトは死すべし)、新規化石ポケモンが追加されました。

ancientmovu.hatenadiary.com

僕は彼らの姿に若干の抵抗はあったものの、キャンプで動いてみればまあかわいらしいお姿ですこと。すっかりどの子も気に入りました。うちの子がプリマよ。

というわけで、彼らを対戦においてレンタルパーティや自分で使ってみた感想を述べていきたいと思います。

 

化石ポケモン全体について

今作のガラル化石ポケモンにて、岩複合タイプの化石ポケモンという文化が払拭されました。あと初の電気タイプ化石ポケモンの登場で、コンセプトパーティ的に(今作から岩統一ではない)は水タイプ全般に非常に強くなったのが良い点です。欲を言えば地震をタイプ一致で撃ちたかったのですが、蓄電持ちが増えたのでボルチェンはカットできるようになったのも強みの一つですね。

種族値は合計505を平均的に振り分けて、トリデプスのように尖ったことをさせる子はいなくなりました。 平均的な振り分けのせいでドラパルトを抜けない75族スカーフが遅いとかいう環境にオリーブさんじゃなくてもキレそうです。

あと、岩タイプがないので全員に等しく弱点をつける技がなく、受け出ししてターンを稼ぐだけの形のサイクルが非常にしやすくなりました。

さらに、全員が頭パーツのタイプ一致技で、先制すれば威力2倍の威力85の技「エラがみ」と「でんげきくちばし」をそれぞれもらっているので、それが発動できればだいぶ化け物になります。ここが彼らの強みであり、使用率のあがる一番の要因でしょうか。

ちなみにこの専用技、相手が交代した時と、相手が先制とんボルで裏のポケモンを出した際にも2倍判定が入ります。ゆきなだれやリベンジやしっぺがえしくんは泣いてもいいと思う。

ちなみに今作の化石厳選は育て屋に預けても卵を産まず、復元の際にシンクロが効かないので、理想の性格+特性を粘るのはだいぶ大変です。体感時間1匹あたり40分くらいかかるので、なんか動画でも見ながら厳選するといいかと思われます。

 

 化石ポケモン単体について

パッチはカセキのトリ、ウオはカセキのサカナ、ラゴンはカセキのリュウチルドンはカセキのクビナガ、これらを組み合わせた4パターンで復元できる。シンクロ無効、3V以上確定。
剣はパッチルドン、盾はウオノラゴンのパーツがそれぞれ出やすくなってるため(体感出やすいカセキ:出づらいカセキ=1:5)、剣なら盾の民にトリクビナガを渡して、サカナリュウを貰うのがいいだろう。

 

ウオノラゴン

水/竜の化石ポケモン。特性は「○○の牙」技を強くするがんじょうあご、相手の水技を無効化して体力を回復するちょすい。隠れ特性は未解禁だがすなあらしのダメージを無効化してすばやさの数値が2倍になるすなかき。

みんなレイドで使い始めた。頑丈顎+先制エラがみのモーションがダイマックスレイド戦では早いわりに火力がやばい。おそらく化石ポケモンの歴史の中で、一家に一台化石ポケモンみたいな時代はなかったので大躍進。もうこれ俺が化石広めなくてもよくね???引退しようかな????

対戦では雨ペリッパーを雑に投げて、後ろからスカーフ持ちウオノラゴンを登場させて相手をエラがみだけで倒すという流れは雑に強い。マスボ級行くまでに一回マッチングしてヤーティがボコボコにされた。

化石統一的観点では、色んな技を等倍で受けられるのでチョッキ持ち個体が狙い目。対戦相手は耐久に振ってないウオノラゴンを想像するので、後出しから技を受けて殴り勝てる場面も多かった。

 

パッチラゴン

電気/竜の化石ポケモン。特性は物理技のみ命中率が0.8倍になる代わりに1.5倍のダメージを与えるはりきり、相手の電気技を無効にしてHPを1/3回復するちくでん。隠れ特性はラゴン組共通ですなかき。

対戦だと一番多そう。フロスト以外のロトムに蓄電込みで一致技に受け出しできて、アーマーガアの上から嘴でつつくのが得意な印象。ガラル地方のシングルバトルで1ターン目に一番強い物理攻撃を放てるので、先制の電撃嘴+張り切り+鉢巻でB特化ダイマックスアーマーガアが確定1発とかいう物理電気界隈の革命児。

ヤケモン入りするのではないかという声が上がっている。実際に一致技のドラゴンクローを外して、地震炎の牙でも十分なくらいの火力と耐久があるために、かなり張り切り個体の使い勝手は良かった。

化石統一観点では、耐性、耐久、覚える技範囲、Sや特性すべてにおいて申し分なく、ラムパルドガチゴラスユレイドルを足して割ってないイメージ。世代を越えた化石統一内では、CSオムスター、ひこうジュエルアーケオスメガプテラと並ぶ厨ポケ。

こいつの挑発が読まれなさ過ぎて偉い。

 

パッチルドン

電気/氷の化石ポケモン。特性は接触攻撃に分類される攻撃技を撃ってきた相手を30%で麻痺させるせいでんき、ちくでん。隠れ特性は同様に未解禁で、天候があられ時に素早さが2倍になるゆきかき。

化石統一的観点では、最速電磁波でドラパルトを抜くか逆に耐えたうえで倒したい。氷タイプはタイプ受けが難しい「耐性が低い」と言われるが、この子はかわりに耐久がそこそこあり、無振りでも相手の攻撃を耐えながら、攻撃面も物理特殊どちらもこなせるのが強み。

氷統一ではいい子が産まれたと言わんばかりにこの子を褒めているため(あと電気統一勢が知り合いに少ない)、パッチラゴンが読まれ始めた今はこの子の時代が来ているのかもしれない。物理型のダイマックス抜きエースの個体は使うと爽快感があるのでおすすめ。

また、現在化石ポケ考察窓では、トリルエースパッチルドンの可能性が一番ホットな話題にもなっています。制圧力が高い、攻撃的なタイプなポケモンなのは間違いなし。

 

ウオチルドン

ラプラスと同等に硬い。前歯と鉄壁と岩技のかわりに、一撃技や礫や龍舞を没収されたラプラス、というのが感想。あと、口が上に向いててこいつだけキメラティック感高くて未だに慣れない。

発売して2週間で行われた種族統一大会にこの子を連れて行ったが、先制エラがみで確1をとれず、逆に色んな攻撃を1回耐え以上はした印象。キャンプではまあまあ噛みつく姿が可愛かったので許した。

化石統一的観点だとガラル化石ポケモンの中で唯一2段階上昇する積み技があるので、要塞化するならこの子で鉄壁を積み切ってイージーウィンが望ましい。シーズン1は物理環境だったので刺さる相手も多かった印象。

 

 

以上が各化石ポケモンに1カ月触れたイメージになります。

もしよろしければ、化石統一というコンセプトのレンタルパで遊んでみたり(↓)、化石ポケモン単体をPTに入れていただければいいんじゃないんでしょうか。

ancientmovu.hatenadiary.com

 

 

ガラル地方では化石ポケモン統一の対戦を始めやすい、というお話

初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは、モヴというハンドルネームでポケモンを遊んでいる者です。マスボ級まで昇格したら、あとはそこで好きなポケモンを使うタイプの人間です。決して頂上を目指している遊び方をしているプレイヤーではないため、そこのところご理解下さい。

 

 

まず初めに

ポケモンのストーリーをクリアする旅や、ポケモン対戦の世界において、個人で設定したコンセプトに沿ったパーティを組むというものが、ポケモンという遊び方の一つにあることはご存じでしょうか?

例えば、「ほのお」タイプを持つポケモンで統一したり、「ゴージャスボール」に入れたポケモンを集めてパーティにしたり、「みちづれ」という技を覚えるポケモンだけを手持ちポケモンにしたりと、世の中にはいろんな拘りをもって遊ぶ人がいて、そういった遊び方をひとくくりにして「コンセプトパーティ」と呼ぶことがあります。

そんな「コンセプトパーティ」の一つである、「化石統一」を知ってもらい、そういったコンセプトを持つのも面白いよ、ということが本稿で少しでも伝われば嬉しい限りです。

 

さて、本題に移りましょう。「〇〇のカセキ」「ひみつのコハク」「カセキの〇〇」から復元されるポケモン、およびその進化系のポケモンを、ポケモンユーザーは一般的に何と呼んでいるでしょうか?

そう、化石ポケモンですよね。

そこで、そんな化石ポケモンだけを手持ちに入れて戦うことをなんというでしょうか?

その通り、「化石ポケモン統一」または「化石統一」ですよね。

 

そんな「化石ポケモン統一」がなぜ今までと比べて始めやすいのか?というポイントを何点か挙げて、個人的な見解を述べていき、最後に各要点のまとめをしたいと思います。

また、これ以降本稿では、化石ポケモンを「化石達」、化石ポケモンだけで組まれたパーティを「化石統一」と呼称します。

 

①化石達のスペックが従来に比べて尖っていない

ガラル地方以前の化石達は、各個体の強い点と弱い点がわかりやすい種族値をしていました。もっと具体的に言うと、受けかアタッカーか、物理か特殊か、を決めるのが簡単でした。

f:id:ancientmovu:20191209123311p:plain
f:id:ancientmovu:20191209123315p:plain
例)プテラは物理ATか高いSの起点作り、オムスターは特殊ATか物理受け

しかし、ガラル地方で使える化石達は物理特殊どちらのアタッカーも、物理特殊どちらの攻撃を受けるにしても、どちらも一定水準以上の仕事ができることが可能になったのです。

f:id:ancientmovu:20191209121743p:plain
f:id:ancientmovu:20191209121751p:plain
f:id:ancientmovu:20191209121757p:plain
f:id:ancientmovu:20191209121802p:plain

もちろん、覚える技やタイプ的な役割によって、主に担ってもらう仕事は固定されたものになってきますが、物理特殊どちらでも使える、すなわち、どういった性格であっても使い道がないわけではない、という事実は、カスタマイズ性の高さ、コンセプト統一ならではの限られたポケモンの種類による奇襲性能の高い型の考察に、各人の個性を反映させやすくなったと思います。

 

②タイプ統一ではなくなった

ガラル以前の化石達は、全員いわタイプを有していました。タイプ統一の場合、「後ろも岩タイプを複合で持っている、その場にいるのも岩タイプをもっているので、格闘タイプの技が飛んでくる状況が確定しているのに、交代するだけでは有利な状況にならない」といったような、相手の技の一貫性とそこへのメタ張りの回答が必須になっていました。

対してガラルの化石達は、電気or水+竜or氷、の4種類のタイプが用意されており、一貫するタイプの技が無いとは言い切れませんが、相手の技を半減以下で受け出しすることができるようになりました。もちろん、以前も飛行を複合で持っている化石達で地面技を無効化する、といったことはできましたが、決して全員が受けまわしできる耐久や特性を持つわけではなく、どうしても対面構築に近い構築を強いられていました。

今回は上半身の化石によってちくでんorちょすいが特性のうち一つとして与えられているため、一部の化石達だけのサイクルではなく、化石達全員がサイクル参加できるようなスペックを持っているため、より柔軟な技構成を与えることができるようになりました。

 

③専用技が強い

上半身のカセキによってそれぞれ与えられる専用技の「でんげきくちばし」と「エラがみ」の破壊力が化石達を単体でパーティに採用する際にも魅力的である点です。

この技はざっくり説明すると、「あいての手動交代にも反応する威力85のしっぺがえし」のようなものです。単に先制するだけでなく、相手の交代先が出てきても威力170のタイプ一致の技が撃てるのです

単体でパーティに入れるだけではなく、化石統一でもこれらの技は有用性が高いです。

 

④孵化による厳選ができない

これはどちらかというとデメリットです。対戦を嗜む我々からみれば、メタモンさえあれば即座に増やせる個体を、一回一回シンクロの効かない配達員厳選をしなければならないというのは苦行です。

しかし、今作からさらに安くなったとくせいカプセル+性格補正を変えることのできるミント、化石堀りついでに出てくる銀の王冠など、育成を少しは楽にできる要素もないわけではないです。それでも不便さがあることには変わりありませんが。

そこで、理想個体のメタモンが手に入っていないような(そもそも3値がわからないなどの)ポケモン対戦初心者にとっては、穴堀りで出るねがいのかたまりをメタモン用にストックすると同時に3V以上確定の安定したスペックのポケモンがおまけに手に入る、というのは、あまり拘りの少ない対戦初期段階には喜ばれるのではないでしょうか。①でも言いましたが、どの性格でも仕事がないわけではないので、テキトーにGETした個体がバトルでも使えるというのが保証されているのはよい点だと思います。

一応、従来の化石達は隠れ特性の入手期間が限られているため、化石ポケモンを育成しようと思ってすぐに自分の所持しているROMだけでは上手くいかず、所持している人から譲ってもらったり、GTSに勤しまなければ欲しい個体が手に入らなかった面があります。まだ隠れ特性が解禁されておらず、通常特性が有用なガラルの化石達はそういった面から比較しても、化石統一としてのPT難易度が手間暇の合計的には下がったと言えるでしょう。

 

まとめと感想

①耐久調整などのカスタマイズ性が高く、②サイクル戦もでき、③サイクル戦にも強い専用技を持ち、④雑に手に入れた個体でも弱くはない、といった要素が、今作の化石達にはあります。こういった要素から、化石統一は今までよりも圧倒的に始めやすくなりました。

以上まで化石統一についての本稿では述べてきましたが、筆者は化石統一をしろ、とポケモンユーザーに勧めているわけではありません。わざわざ全部の個体を同じPT内に入れなくても、シーズン1の序盤のほうから、化石ポケモン単体をパーティに入れて結果を残している構築が無数にあるため、彼らのポテンシャルは至る所で見ているかと思われます。そういった化石達のポテンシャルをひとまとめにして理解できる機会が、化石統一なのではないかと思っています。

もし今回の記事で興味を持たれた方がいれば、ガラルビギニングでも勝ち越しくらいはできる実力のある、化石統一のレンタルPTを上げておきます。そして、このように個人のコンセプトに沿ったパーティを組んでも勝利はできるという事実が、読んでくださった方のポケモン対戦のモチベーション維持の一つになれば幸いです。

f:id:ancientmovu:20191209135509j:plain

 

 

 

出典:ポケモン徹底攻略サイトs://yakkun.com/

化石の子(//duscmawile.hatenablog.com/entry/2019/12/02/180655

掲載許可を頂いていないため、リンクが繋がらないように、ドメインの「http:」を本稿で省略していることをお詫び申し上げます。

7世代、化石ポケモンの進歩を振り返る

絶滅して化石になったのに進歩ってなんだよ

 

f:id:ancientmovu:20191106151137p:plain

かわいい女の子の画像を貼ろうと思ったが二次嫁はいなかった

 

七世代も終わるので、化石ポケモンがどれだけ強化されたか、評価されたかを振り返る記事です。追加された技やレートでの活躍を振り返ります。別に革新的な発見とかはないです。

それだけだと味気ないので、著者が使い勝手いいと考えた、7世代ROMのみで再現できる化石ポケモンの型も載せておきます。ここからテキトーに6匹選んで育成すれば化石統一ができるのでPTの組み方とかはみんなにお任せします。

レートとかはまったく詳しくないので、補足事項などがあればコメント下さると幸いです。あとこんな感想文に他の方の記事の転載許可をもらうのがおこがましいので、「2000到達記事あるよ」程度の紹介しかしません。何のためにTwitterやってるんだろうね?

 

ポケモン紹介

オムスター

印象

七世代ROMでの強化はない。

種族全体としては、やはりVC限定の型が追加されたのがいいですね。砕ける鎧はけっこう色んな技と相性よくて、つのドリルで全抜き、リフレクター+上からステロなどの行動、鈍いと組み合わせて実質龍舞、頭突きで貯水ブルンゲルヌケニン以外を怯みゲーなどなど…面白い手札が増えました。

シングルレートでも、ADぶっぱ鉄球最遅ジャイロでテテフのキネシスを耐えながらジャイロボールで確1、みたいな今まで使われなかった鋼技の発掘もありました。俺以外誰も使わんかったし正直あんま強くなかった

シングルレートではたびたび雨オムスター軸での2000到達記事が見れたので、化石ポケモンの中では一番強そう、と言っても過言ではないと思います。

使ったこと無いけどダブルバトルだとガオガエンとかマンダに強そうだと思いました(小並感)。

化石統一での型の一例

f:id:ancientmovu:20191106120644p:plain

化石統一でもスタンダードな型が一番強い。うちのオムスターくんたちはハイドロポンプを必要な場面でしっかり当てるのでたぶん普段から信用して信仰しておくといいと思う。いあいあおむすたぁ。

 

カブトプス

印象

教え技にアクアブレイクが増えた。技としてはアクアテールの命中安定版として見られがちだが、チョッキや砕ける鎧といった耐久ベースのカブトプスがB下げという手段を手に入れた、といった印象を持った。

雨軸のエースはだいたいメガラグ一択なのもあって見かけない。メガ枠が物理で強いのが多く、耐久調整にB方面が結構割かれることも多くなった環境だと、ラグみたく雨を詰め筋とする物理ATか、水技の火力でごり押しする特殊ATのほうが良さげ。

雨メガッサムのPTだとしてもエースはグドラでいいとか思うし、取り巻きはスタンダードな雨じゃないほうがいいのかなぁと思う。滅びアンコ採用ニョロトノ+意地襷orZトプス+HABベースっぽい剣舞グライオン、みたいな(考えたこと無いのでふわっとしてんな)。

あとVC産が作れるのも大きな変化。ハイドロポンプはこの子の特殊最高打点だし(実際カバを落とす手段として優秀)、砕ける鎧の鈍いやリフレクターをオムスターよりも速く展開できるのが優秀。ロケットずつきやかまいたちは…うん。面白いと思います。

化石統一での型の一例
f:id:ancientmovu:20191106121623p:plain
f:id:ancientmovu:20191106121434p:plain

実際に使うとしたらこんな感じ。鎧発動で準速スカーフゲッコ抜き。D下げなのはじたばた撃つ相手が(化石統一内で突破手段の少ない)レヒレとかだから。

ステロを撒かれていてもATになれる、積みリレー的なのが弱点の一貫する化石統一にはいい感じにハマる。波乗りはカバルドン、アクジェはバシャに強くなるのでお好みで(左の型のアクジェでも弱保発動後確1)。

化石統一内だと一番早いすいすいATだから意地ASイワZもあり。それ専用の雨パが欲しいと思ったので単体ならこういう感じかな。

 

プテラ

印象

ぶんまわすがSMで追加。USMではきりばらいの復活、とぎすますの追加。

このポケモン、ふるいたてるを覚えないので、C上げ手段はZおいわいなどのZ変化技ととぎすますのみなのだ(Zおいわいプテラください)。素なら炎の牙より文字のほうが良いので使わなくもないかも。

ぶんまわすはダブルで味方を殴ったり、バトルロイヤルで高いSから削りきって星を稼ぐとかに使えるかもしれない。次世代にバトルロイヤルあるのか知らんけど。

きりばらいは相手の壁を崩して他のポケモンプテラの次に殴るてきなことができてよさげである。そんな技スペースがあるのか(ry

やはりVC産を持ってこれるというのがこの子にとっても嬉しい。ゲーフリありがとう。

クロバットは覚えないがB上げ手段の鈍いハーブは強いし、リフレクターを高いSから貼れるので、なんならりゅうのいかり砂羽1ウェポンなんてことやがまんの使用も候補に挙がる。

シングルレートでは、おいうちやじしんでゲンガーを仕留めるといった活躍を見かけることがあった。HP管理は難しいポケモンだが、メガ枠としての最低限の耐久はあるため、速さインフレの酷かった今世代ではなかなか優秀だったと思われる。

ダブルバトルでの追い風挑発ワイガフリーフォールといった良技のレパートリー、レベル1スペレなどの特殊ルールでもその速さを買われることが多く、木の実スペレでも夢特性の緊張感が活きるなど、活躍の場は世代を通してずっとあったため、プテラ好きにとってこの世代は有意義なものだったと思われる。

化石統一での型の一例
f:id:ancientmovu:20191106124742p:plain
f:id:ancientmovu:20191106125426p:plain

メガシンカ枠を独占できるので使いやすく、その中でもアタッカー運用が一番使い勝手がよく感じた。あまごいやちょうはつを持たせて、アタッカーかつ起点作りもよいが、思ったよりも固いことと火力が出ないことには注意。

役割論理でもSM初期に話題となったが、ミミッキュの上をとってアイへができるのが強い。無振りでも最速ガブを抜いている化け物。

 

ユレイドル

印象

七世代での強化はない。

やはり呼び水持ちの草勢として面白いので、ダブルバトルオニシズクモの隣に置いたり、レヒレの隣に置いたり…隣のほうが火力高いってなんだよかわいいな

岩統一での水受け、草統一での炎対策として使う人が多いと思います。ファイアローはいなくなったようなものなのでだいぶ数は減ったとはいえこの子の仕事は変わらないなぁ、と感じます。

化石統一での型の一例
f:id:ancientmovu:20191106141949p:plain
f:id:ancientmovu:20191106141953p:plain

左はカバルドンとかをとおせんぼうでキャッチして積み切るユレイドル。全技のPPを最大にすることを推奨。選出誘導できるタイプ統一の利点もあって、かなり刺さる。

右は無難に仕上げた呼び水ユレイドル。無振りカバ抜きやランク+1で無振りゲッコ確定、無振りポリ2のランク+1冷B確3、あたりの欲望剥き出しな感じがする個体。実際、水タイプに投げられるユレイドルは岩統一の数少ないサイクルを回せる駒なので少し振り分けるか努力値ぶっぱが正義である。

今回は入れることがなかったが、普通にHCミラコ持ちとかでもいいと思う。

 

アーマルド

印象

USMでじだんだとアクアブレイクを習得。

じだんだはダブルバトルでは単体を選んで攻撃出来たり、命中率の低めな岩技と相性が良かったりする。アクアブレイクはブレイククローよりも使い勝手のいい、アーマルドのB下げ手段なので使い道はなくもない。

小ネタだがUSMでしれっとアーマルドのレベル技になったむしくい。前まではきりさくだったこと、進化前はどっちも覚えるので気にすることはないだろうが…

どうしても単体アタッカーとしては火力インフレについていけなかったり、すいすいエースとしては遅めだったりと普通に構築に混ぜるには難しいポケモンではある。しかし、タイプ統一としては等倍受けのできる耐性・耐久や先制技持ちに事故の無いカブトアーマーという安心感のあるポケモンなので、この子のために化石統一を始めた筆者にとっては今世代もよく戦ってくれたと感じる。

化石統一での型の一例

f:id:ancientmovu:20191106141943p:plain

上でも少し触れたが、アーマルドは一回攻撃を耐えて返し(+アクジェ)で相手を倒すのが一般的に思われる。チョッキを持って特殊を相手にはたきおとすやばかぢからなど広い技範囲で殴っていくのが使いやすい。

ミミッキュに強いロックブラスト持ちの中でA種族値が高いほうなので、HB鈍いねむねごでミミッキュに強めの専用の駒にするのも悪くはない。

ラムパルド

印象

USUMでじだんだととぎすますを習得。

どちらも解説は既にしたが、ダブルでギリギリトリパ採用できそうなSなのでじだんだはまだ使える可能性(炎Pで良い場面は多い)、とぎすますはC上げ手段の代替品となる。

弱点の一貫することから、化石統一では耐久が無いことがそこまで苦にはならないため、行動を保証するための襷かスカーフかS振りなどは必須だがその火力の高さは優秀である。

グロパンや特殊技の範囲の広さから、物理一本ではなく特殊をサブウェポンにしたり、型破りでミミッキュの化けの皮を貫通したり、ポリ2を物理で突破したりとやりたい放題ができるため、PTや相手を選べばだいぶ強い駒である。

化石統一での型の一例

f:id:ancientmovu:20191114220715p:plain

気を抜いたメガルカリオの上をとって地震で確一にできる最速スカーフ。普通の型だがどの世代でも一定の需要を持つ。無補正Aぶっぱの諸刃でも十分火力は出るため、4倍弱店がつけるなど以外は諸刃でよい。

一つ仕込みたいという方には、HB鈍いをお勧めする。ナットやバシャにワンチャンできること、カクトウZでガルーラにワンチャンもてるなどきついポケモンを見れる範囲は広くなる。

トリデプス

印象

USUMでじだんだ習得。

解説は以下省略。最も、火力が低いために技威力の低いこちらを選ぶ機会はほぼないが…

化石統一としては、岩タイプ屈指の特殊技の習得度合いなため、4倍弱点をつく前提の特殊型が多く作られる。また、従来のPTに入るようなBかDに伸ばすのも手であり、持ち物補正無し4倍技を頑丈まで持っていかないタフさからステロ撒きや地割れ、通せん坊毒などもこなせる、受けて何かするスペシャリストである。

化石統一での型の一例

f:id:ancientmovu:20191114222654p:plain

持ち物の奪い合いが発生せずに、運負けもカバーできるフォーカスレンズ持ち。達人の帯は命中安定技よりも若干火力は出る。ナットレイの下をとる必要がないのでS下降補正はかけているが、メタルバーストが相手の下をとる必要があること、イカサマダメージを増やすだけの選択だったりする。

アーケオス

印象

USMで教え技にサイドチェンジときりばらいが追加。

どちらも遺伝技に既にあるものだが、これによって遺伝技が実質6つになったと言っても過言ではない。アーケオスの性能上、サイドチェンジで攻撃を相方に集めたり、きりばらいでステロ展開を仕切り直しながら追い風を後続に繋ぐという挑発ではできない芸当もできる。

化石統一としては2番目に高いSでなおかつガブリアスをしっかり抜けるので、ガブ抜きギリギリで止めて鉄壁羽ゴツメなんて芸当もできなくもなかった。今作ではすりかえが上手くいかない場面も多く、拘りすり替えからのつめとぎ起点は耐久ポケモンに、上から挑発やイワZでアタッカー風味に、襷がむしゃらの起点作りにと使い方が白黒はっきり分かれるようになってきた。

レートではアーケデンジュギャラという特殊な並びでシングルレート2000到達者が出たり、TOP200禁止杯というポケモン実況者主催の仲間大会で有名ポケモンになったりと見かける機会はぐんと増えたように感じる。

化石統一での型の一例

f:id:ancientmovu:20191114225008p:plain

使いやすいASぶっぱ。化石統一でとんぼ返りを覚えるのはこの子だけなので対面操作にも向いている(裏が受けられるとは言っていない)。熱風やはたきなどのサブウェポンなども火力は高いのでせっかちなどで採用はあり(C補正をかけるとなおよい)。

挑発で行動を縛って高火力を押し付けられるのがプテラとは違った芸当であり、A無補正でも上手くバシャの守るターンに空を飛べればしっかり落とせるあたりも面白い。

アバゴーラ

印象

SMで遺伝技にアクアブレイクを、USMで教え技にアクアブレイクを習得。

B下げ手段として優秀なこと、タイプ一致で恩恵を受けるのもよい。実際バンク解禁前は岩水は彼だけだったので新技と頑丈の存在(解禁前は型破りドリュおらず)に助けられたところも多い。

化石統一としてはSの近いトリデプスユレイドルのように耐えて返す専門よりかは、アーマルドのようにS振りも考えられる枠かつ、物理特殊の技の偏重を調節する枠かつ、頑丈で厳しい相手にワンチャン作る枠や、高いBで型破り地震を耐えるなどのPT構成の最後の仕上げが仕事になる。気合い玉やハイドロポンプなどの威力の高い技によって、接触しがちな物理型よりもタイプ有利な相手への仕事が多くなる。物理の場合は積み技と組み合わせやすい。

余談だが、PGLを覗くたびにシングルレートにやんちゃアバゴーラ使いがいるので誰かが毎回のようにやんちゃアバゴーラを使ってレート1600前後より上の成績を残しているということである。型を教えて欲しい。

化石統一での型の一例

f:id:ancientmovu:20191114231011p:plain

無振りカバルドン抜きかつD特化カバルドン高乱数1(75%)かつA特化ドリュウズの持ち物無し地震耐え。気合い玉は非接触ナット用など、ピンポイントな型だが選出誘導の簡単なタイプ統一だとしっかり仕事してくれる。

ガチゴラス

印象

USMで教え技にじだんだを習得。

どちらかというと頑丈イバンでつのドリルを外して地面技、など進化前のほうが使いやすいかもしれない。

化石統一としては、頑丈顎からの豊富な牙技に強力な諸刃の頭突きと攻撃性能も高く、甘えるのような物理カット手段や最速スカーフでの130族抜きと物理攻撃/受け方面でのエキスパート感ラムパルドよりもふさわしく思える。

余談だが、ヒガナパを使ってた人の変則ドラテイワZガチゴラスはとても興味深い運用方法だったので、丸パクリして作るなどした。ガチゴラス好きの人はぜひどうぞ。

化石統一での型の一例
f:id:ancientmovu:20191114232817p:plain
f:id:ancientmovu:20191114233433p:plain

弱点を広くつける牙技は手放せない。馬鹿力などと入れ替えていくのがよろしい。

Sはカブトプス同様中速なので振っておいて損はない。が耐久に振ると地震を耐えたりめざ氷やマジカルシャインも耐えるためにPTと応相談。

アマルルガ

印象

7世代を通しての強化はユレイドル同様なし。

ただし、シングルレートでのアマルルガ入りレート2000到達者が同じシーズンで3人も登場したりと、取り巻きを含めた強化はされているのでだいぶ彼の器用さや差別化のしやすさは評価されたのではないのかと考える。

化石統一でも電磁波アンコールやHの高さからチョッキで水受けミラーコートフリーズスキンでの物理型などもこなせる、ちょっと変わった役目が多い。地面をタイプで牽制している感じもよく出ているので、かわいいだけとか耐性はしょぼいとかそういうことはあまり感じない。

化石統一での型の一例

f:id:ancientmovu:20191114232822p:plain

バシャーモなどの飛び膝蹴りを守るで透かしつつ、アンコール守るで数的有利をとったり普通に襷で耐えてランドロスを吹雪で落としたりと、アマルルガ特有の攻撃と場荒らしの2面性がみられる型。ミラーコートなどは各自お好みで。

 

7世代総括

実はSMではシンオウ組とイッシュ組の化石をショップで入荷し、プテラをストーリー内で譲ってもらえるため、バンク解禁前でも化石統一が組めた(シーズン1だと化石ポケモン知らない勢がいるとか型破りのないドリュがいないなどが起こるためにこの統一はかなり強かった)。

そしてまさかのUSMで全化石ポケモンアローラ図鑑入りするという奇跡が起きた。5世代から先に行くためにはインターネット環境が必須のため、化石ポケモンXYのポケバンクなどで都度行われていた互換切りに耐え抜いているのであるこいつらほんとにこの世界では絶滅してるんか…?

さらにイベントまで視点を広げると、驚愕の事実も浮かび上がってくる。

ポケモン総選挙でのアーケオス32位、超ダンでの探検隊にアーケンがメンバー入り、ポケモンGOの社会現象化においても中々珍しいポケモンに設定される、Pokemon Fitというぬいぐるみ化においてオムナイトが瞬時に売り切れる、岩手県タイアップのマンホールにチゴラスなどが設置される、ポケモンマスターズ初期のメンツに70体強のポケモンの中で3匹も化石ポケモンが実装される、WCSの配布にプテラが選ばれる、などなど…

 

なんと、化石ポケモン6と7の世代の過渡期から今に至るまで、優遇される傾向にあったのである!

 

まあいくつかはほんとに人気なのかと疑わしくなるものもあるだろうが、対戦にしろ、色粘りにしろ、二次創作にしろ、ポケモンというコンテンツはすべて等しく「ポケットモンスター」という架空の生物の、姿や数字や設定などいろいろな面の魅力によって成り立つキャラゲーである。たくさん種類がいる中で、これだけのピックアップが行われている化石ポケモンたちが優遇されていないなどは口を割けても言えないだろう!

また、化石ポケモンは1/3/4/5/6世代で追加されている。つまり休止期間は1世代分なのである。これは経験則的に言えば、8世代で化石ポケモンが出る可能性を示しているのだ。みんな発売されるまでおとなしく正座して待とう。

第2回storm杯の振り返りとか次回日程とか

今回の大会の目論見とかなんとかをダラダラと書き連ねていく、自分の中の整理用ポストイットと化した記事。

でも一応、今後のstorm杯の方針を話す場所にはなるから、ごくごく一部の人間には必要かと思われるので、脳内にあることを吐き出していきます。よしなに。

 

 

今回やってみたかったこと、なぜ二回目を考えていたかなど

前回の振り返りの際にも一応言ってたけど、第一は「主催も戦闘したかった」。みんなのバトルを見ていたら、闘志は燃え上がるよね、って話。

それで、今回はもう2点ほど目標にしていたことがあって、「個体変更ルールって実際にやってみたら主催的にはどう大変なの?参加者としての変更ルールへの満足度は?」と「種族統一マルチを僕もやってみたい」、そんな思惑がありました。

あと主催が計画性のないダメ人間なせいで、図らずしも「前回のように宣伝しなかった時の効果」、「ルールを練らなかった時の効果」の2点が実証実験になりました。恥ずかしいですね。

 

大会自体の結果

ぶっちゃけ自分の考えを書き連ねるためのページなので場違いのように思えるけども、しっかり振り返りたい部分。どんな統一が出て、どれが勝ち残ったとかは非常に大事な記録ではあるし。

シングルのほうに関して、幻ポケモンは大会前日までの脳内だとそんなに強くないように感じていましたが、他の場所で採択されている「制限付きでの参加可能」というのがよくわかりました。ワンサイドゲームにならず、されども制限は少なめに、ということは意識するべき課題とも感じました(これは決して伝説幻ポケモン出禁って話じゃないです)。

詳しい募集要項を8月中に挙げられなかった(どころか9月に入った時点で自分からも隠したくてごみ箱に移動させた)のに関しては失敗だったな、と。「いつもの人向け募集要項」「めっちゃ詳しいルール」「初見用の簡単な記事」の3つを同時並行で作ることが大事だとは痛感しました。いきあたりばったり、って他人を巻き込む行動として最悪だと反省しています。以前からリアルにしろネットにしろやらかしてることなので直していきたい。

 

大会から得られた、自分の思惑の計5点の結果

 「主催も戦闘したかった」

「個体変更ルールって実際にやってみたら主催的にはどう大変なの?参加者としての変更ルールへの満足度は?」→正直、再戦でもしない限りこのルールいらないのでは感。満足度的にも、相手に合わせてメタ張れるから楽しい!よりも待たされてマイナスポイントになったかなぁ、と。主催がタイムキーパーをして、個体変更可能時間は5分です、みたいなアナウンスを逐一行うなら、といった印象。

「種族統一マルチを僕もやってみたい」

「前回のように宣伝しなかった時の効果」

「ルールを練らなかった時の効果」→ジラーチが強かった。いや、ジラーチがいけないわけじゃないですよ?塩試合になるのを予定していなかった私が悪いです。試合ってのはどちらが勝つかわからないからこそ面白いのであって、そういう風に試合を管理できなかった主催が悪い。次は気を付けます。

今回ダメだった点

 日時とか。みんな忙しい時期だったし。

てか目論見がだいたい裏目に出たからそこ含めてここに書いたほうがよかったと思う。

今回良かった点

 QRパの作成。誰も使わなかったけど!

あと、マルチバトルのほうを総当たりではなく、対戦会の形にして、対戦数減らしたり、勝利数で優勝決めなかったところ。

以上を踏まえた今後の方針

もし第3回が行われるとしたら、時期は剣盾の発売後(今から宣伝して11月頭とかに開催しても、みんなが剣盾のために働いているはずなので参加できない)にはなると思います。12月も忙しいですし、12月末の開催か1月のお正月期間なら、といった具合(もちろんそれだって新作に忙しい人がいるから、2月中旬が目処かな、とも)

もちろん剣盾の環境次第なので当分やらないだろうな、という感じです。

 

あと、種族統一大会を開催して思ったのは、「界隈に入りづらい」

もちろんUSHCとか、種族統一論文、ウルトラファイナルなんかで遊ぶ機会とか増えたとは思うし、実際自分が興味持てたのもそこら辺の経験なんだけども、ルールが特殊すぎて他人に勧めづらい!(そりゃそういう界隈なんだからそうでしょ、みたいな正論は一旦脇に置いてください)

あと当然だけど、種族統一やってない人には、大会がいつどこで開かれるかの情報が出回ってこない! いつかやろう、と思って先延ばしになるならば、「ここでやるよ」ってのに乗っかっていきたいですよね? そんなことないのかも…?

種族統一の動画投稿なんかもないわけではないですが(大体が動画投稿者同士の対戦動画のエキシビジョンマッチ)、種族統一の仲間大会が剣盾で開けるようになったとしても、新規が増えなくていつものメンバー、みたいな感じになりやすいのではないかな、と(でも身内で盛り上がれるからそれでいいのかもしれないね)。

もし、僕と意見が同じで、新規の方でも参加してもらえたら、という方に向けて。ノーマルルールだからレベリング不要だよ、画像みたくこういうパーティ組もうね、コンセプトもガッチガチじゃないほうが面白いよ(又はガッチガチの大会で行くよ)みたいに明記すること、みたいな懇切丁寧な募集要項のページがあるといいんだろうな、と思いました。

やっぱり人数多いほうが盛り上がるし、新規さんも楽しめるようにすれば、こういう特殊ルールの人の繋がりの輪が広がって、種族統一対戦会も増えるのじゃないのかなぁ、という個人的な目論見です。きっとこの意見に反対する人はいるだろうけど、僕は色んな人が変な遊び方に理解を持ってくれるのが嬉しいタイプなので、意見違ってたらそこは聞き流して欲しいです。血沸き肉躍るような試合よりも、このポケモンたくさん育てたいから統一する、って民なので。

ぶっちゃけていうと主催するの向いてないと今でも思うので、俺が同じ趣旨の大会開くから記事作成してほしい!、みたいな腹案がありましたら手伝いたいです。。。

 

色々踏まえた結論

自分の気に入ったポケモンの、物理特殊のそれぞれのアタッカー、受け、こんな性格もありえるなという妄想、過去作限定技を覚えた個体を回収する喜び…

ルールが特殊とはいえ、上記のような楽しい部分を他の人に伝えたいなぁ、と感じる人がいたら僕の企画は成功したと言いたいですね。

あとは種族統一をほんのちょっとだけやった身として、先ほど自分はエンジョイ勢だとは表明しましたが、ガチ勢とエンジョイ勢のどちらも楽しめるような落としどころも見つけていきたい、とも感じました。

 

ここまで長々と読んでくれた方に感謝を申し上げます。またどこかの機会で企画に参加していただけたら幸いです。

この前のキャスの振り返り

Q.この記事の概要をわかりやすく述べよ

A.この前のキャス(https://ssl.twitcasting.tv/xxxrhsx/show/)を見返していたらなぜこういうポケモンの型なのか説明が全然できていなかったので、雑談気分で紹介する。(2019年10月27日の放送です。当日の録画が残っているので見たい方はログを遡ってみてください。)

 

おしながき

 

搾取レートについて

今僕が仲良くさせてもらっている人たちのグループの内のひとつ、Hえいじさんのキャスに来たりする人々とその人本人(以下えいじファミリーと称する)にて、現在行われている企画。

中身としては、他人から中身不明の卵を6個もらって、それをそのまま育成してパーティを組んで5勝するという、お遊びレートである。

托卵杯(注釈:そういう名前の動画投稿者企画の生放送)のパクリといったほうがわかりやすいかもしれない。

 

実際にもらった個体たち

・生意気HABCDがVの遺伝×4ドリボツボツボ

・図太いHBDSがVの遺伝×4モンボ夢特性ニャスパー

・意地っ張りBCDSがVのドリボケンタロス

・慎重HABDSがVのモンボメレシー

・控えめAがU他Vのコダック

・意地っ張りHADSがVの遺伝×1のモンボホルビー

・慎重ADがVの夢特性チゴラス

個体値とか渡すポケモンの統一感無いのがいいですよね。そういう企画っぽさ。

他の人にカモネギとかスリープとか臆病カブトとか押し付けるの楽しかったです。

(※チゴラスは下記で紹介。ちゃんと使ってますよ。)

ancientmovu.hatenadiary.com

 

出来上がったパーティ

 僕は他の人と違ってレート1000前後の世界だったのと、レリセしたり王冠使うのが非常にめんどうくさかったので、上から6匹選びました。要は身内の遊びの箸休め。

f:id:ancientmovu:20191104113120p:plain

パーティを組んだ理由

Z変化技は化石統一じゃ使わなかったけど、オオタチ界隈でのマルチとか、サンダー界隈でのレンタル杯で色々知識が増やせたので楽しかった思い出がありました。
せっかく7世代が終わるので、Z変化技ポケモンを使いたいという気持ちで2匹ほどと決めて、残りを補完のポケモンとした。

 

それぞれの型紹介

ツボツボ:ガードシェアとパワーシェアで相手の耐久を上げつつ、火力を落として、相手を居座らせつつも火力を削いでもらう起点作り。HPの低さからいのちがけをしても誰も倒せないので、削り+自主退場として優秀。持ち物は確かピンチベリー。


ニャスパー夢特性のマイペースが気に入ったので進化させなかった。マイペース+スキスワ+両壁に猫の手を使えるのはほぼこの子だけなのでもっと誇っていいと思う(?)。猫の手の理由は暴れるを使うため。

 

ケンタロスケンタロスといえばなりきり。といった感じだったのでニャスパーのマイペースを奪ってもらった。あばれうしポケモンというのも相まって暴れるを覚えるのでマイペースとの相性もいい。本当ははかいのいでんしが復活して欲しかった。

 

メレシー:エスパーZを使ったサイドチェンジはSが上昇するので、怯み効果のつく岩雪崩を採用。さらにサイドチェンジはダブル・トリプルバトル以外では失敗するため、USMで新規習得したじだんだの威力がサイドチェンジ後に威力150の地面技に早変わりするのもいい感じ。HDに努力値を振ったが絶対にASで良かった。

 

ゴルダック:ミズZを使ったみずびたしはCを1段階上げるので、ワンダールームというBD入れ替え技で特殊技1本でも戦えるようにしたいと考えた挙句、仕様上が頭のこんがらがりそうなサイコショックを入れてみた。

 

ホルビーバトルおにいさんという公式のポケモン対戦動画に出演していたホルビーくんの型をリスペクトしたレベル10調整。持ち物はきあいのタスキ。特にポケモンとして変なことができるということではないので選出機会は格上との対戦のみ。

www.youtube.com

 

どういうギミックをしたかったのか

 やりたかったギミックを3種類を紹介。

 

①ツボツボ+ニャスパーケンタロス 

・ツボツボのパワーシェア(相手と自分の火力を足して2で割る)とガードシェア(相手と自分の火力を足して2で割る)を発動→ツボツボは攻撃面が低くて耐久が低い→相手のポケモンは攻撃が低く、防御が高くなる→相手のポケモンの生存率が上がる

 

・さらにツボツボのいのちがけは自分のHPのぶん削るので、相手の耐久に関係なくHPを消耗できる→さらにツボツボのHPは最大で127なのでだいたいのポケモンがいのちがけで127ダメージ削れても生き残る→攻撃の低く防御の高い、こちらの積み技を積みやすいポケモンが相手の場に出来上がる

 

ニャスパーの特性のマイペースを硬くなった相手にスキルスワップで押し付ける→ひかりのかべとリフレクターで防御と特殊方面を強化する→相手の特性がマイペースになったと同時こちらのケンタロスの防御面を確保する

ニャスパーケンタロスに入れ替える→なりきりで相手の特性(マイペース)をコピーする→マイペースによってあばれるの混乱状態を無効にする→ノーリスクでタイプ一致込みで威力180のあばれるを連打することができる!

 

 

②メレシー

 ・エスパーZを使うことでZサイドチェンジを発動→Z効果で素早さが一段階アップし、サイドチェンジの効果は不発に終わる→前のターンの技が不発だと威力が2倍になるじだんだの条件が発動する→Sが1段階上昇しながら威力150のじだんだが撃てる!

 

Sが上がるので先制をとって岩雪崩で怯ませることができる!

 

ゴルダック

・ミズZを使うことでZみずびたしを発動→Z効果で特攻が一段階アップし、相手が水単タイプになるエスパー技や格闘技がどんな相手でも等倍のダメージで相手に通る!

 

ワンダールームは効果が発動中、相手も味方も防御と特防の数値が入れ替わる→相手が防御>特防のポケモンの場合、防御の数値が低い特防の数値に置き換えられる→防御の値が低ければ低いほどダメージを与えるサイコショックのダメージが上がる!

 

・さらに、ワンダールームの効果として、ランク補正は入れ替えない→つまり、特防が低いからといってドわすれやめいそうで特防を上げても、ワンダールーム時には防御の値に特防の上がった回数分(1.5倍、2.0倍…)掛け算をして、低い特防の値だけが防御に移動する→サイコショックを受けるためには防御を上昇させなければ受けられない!

 

・上記例 ※防御をB、特防をDと表記し、上昇ランクは±で表現する

(B数値:90 D数値:30 B±0 D:+6 → B実数値:90 D実数値:30×4=120)

ワンダールーム下(B数値:30 D数値:90 B±0 D+6 → B実数値:30 D実数値:90×4=360)

よって、サイコキネシスだとワンダールームを貼っても、ドわすれなどを覚える特殊方面に強い子を倒せないが、サイコショック防御の苦手な子にはワンダールーム無しで、防御の得意で特防の苦手な子にはワンダールーム+サイコショックで大ダメージを与えることができるのである。

 

 

振り返った時の感想

ふつうにこの日、事前に予定に反して疲れていたからコメントがめっちゃあって嬉しかった(小並感)。

実況者とか来たらきちんと説明できるくらいには動画を見たいなぁとも思いました。

あと、ブログじゃないと説明できないパーティを作らないで欲しいし、とさいさんの影響で低レートに来た人の中で、こういう謎ギミックを自分で思いついて使う人が増えればいいな、とは思いました(言っていることが矛盾)(次世代でレートはない)