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アーマルドは パワージェムを つかった!

化石ポケモンにパワージェム下さい。モブ(@XXXrhsx)の雑記になってます。

ガラル地方では化石ポケモン統一の対戦を始めやすい、というお話

初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは、モヴというハンドルネームでポケモンを遊んでいる者です。マスボ級まで昇格したら、あとはそこで好きなポケモンを使うタイプの人間です。決して頂上を目指している遊び方をしているプレイヤーではないため、そこのところご理解下さい。

 

 

まず初めに

ポケモンのストーリーをクリアする旅や、ポケモン対戦の世界において、個人で設定したコンセプトに沿ったパーティを組むというものが、ポケモンという遊び方の一つにあることはご存じでしょうか?

例えば、「ほのお」タイプを持つポケモンで統一したり、「ゴージャスボール」に入れたポケモンを集めてパーティにしたり、「みちづれ」という技を覚えるポケモンだけを手持ちポケモンにしたりと、世の中にはいろんな拘りをもって遊ぶ人がいて、そういった遊び方をひとくくりにして「コンセプトパーティ」と呼ぶことがあります。

そんな「コンセプトパーティ」の一つである、「化石統一」を知ってもらい、そういったコンセプトを持つのも面白いよ、ということが本稿で少しでも伝われば嬉しい限りです。

 

さて、本題に移りましょう。「〇〇のカセキ」「ひみつのコハク」「カセキの〇〇」から復元されるポケモン、およびその進化系のポケモンを、ポケモンユーザーは一般的に何と呼んでいるでしょうか?

そう、化石ポケモンですよね。

そこで、そんな化石ポケモンだけを手持ちに入れて戦うことをなんというでしょうか?

その通り、「化石ポケモン統一」または「化石統一」ですよね。

 

そんな「化石ポケモン統一」がなぜ今までと比べて始めやすいのか?というポイントを何点か挙げて、個人的な見解を述べていき、最後に各要点のまとめをしたいと思います。

また、これ以降本稿では、化石ポケモンを「化石達」、化石ポケモンだけで組まれたパーティを「化石統一」と呼称します。

 

①化石達のスペックが従来に比べて尖っていない

ガラル地方以前の化石達は、各個体の強い点と弱い点がわかりやすい種族値をしていました。もっと具体的に言うと、受けかアタッカーか、物理か特殊か、を決めるのが簡単でした。

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例)プテラは物理ATか高いSの起点作り、オムスターは特殊ATか物理受け

しかし、ガラル地方で使える化石達は物理特殊どちらのアタッカーも、物理特殊どちらの攻撃を受けるにしても、どちらも一定水準以上の仕事ができることが可能になったのです。

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もちろん、覚える技やタイプ的な役割によって、主に担ってもらう仕事は固定されたものになってきますが、物理特殊どちらでも使える、すなわち、どういった性格であっても使い道がないわけではない、という事実は、カスタマイズ性の高さ、コンセプト統一ならではの限られたポケモンの種類による奇襲性能の高い型の考察に、各人の個性を反映させやすくなったと思います。

 

②タイプ統一ではなくなった

ガラル以前の化石達は、全員いわタイプを有していました。タイプ統一の場合、「後ろも岩タイプを複合で持っている、その場にいるのも岩タイプをもっているので、格闘タイプの技が飛んでくる状況が確定しているのに、交代するだけでは有利な状況にならない」といったような、相手の技の一貫性とそこへのメタ張りの回答が必須になっていました。

対してガラルの化石達は、電気or水+竜or氷、の4種類のタイプが用意されており、一貫するタイプの技が無いとは言い切れませんが、相手の技を半減以下で受け出しすることができるようになりました。もちろん、以前も飛行を複合で持っている化石達で地面技を無効化する、といったことはできましたが、決して全員が受けまわしできる耐久や特性を持つわけではなく、どうしても対面構築に近い構築を強いられていました。

今回は上半身の化石によってちくでんorちょすいが特性のうち一つとして与えられているため、一部の化石達だけのサイクルではなく、化石達全員がサイクル参加できるようなスペックを持っているため、より柔軟な技構成を与えることができるようになりました。

 

③専用技が強い

上半身のカセキによってそれぞれ与えられる専用技の「でんげきくちばし」と「エラがみ」の破壊力が化石達を単体でパーティに採用する際にも魅力的である点です。

この技はざっくり説明すると、「あいての手動交代にも反応する威力85のしっぺがえし」のようなものです。単に先制するだけでなく、相手の交代先が出てきても威力170のタイプ一致の技が撃てるのです

単体でパーティに入れるだけではなく、化石統一でもこれらの技は有用性が高いです。

 

④孵化による厳選ができない

これはどちらかというとデメリットです。対戦を嗜む我々からみれば、メタモンさえあれば即座に増やせる個体を、一回一回シンクロの効かない配達員厳選をしなければならないというのは苦行です。

しかし、今作からさらに安くなったとくせいカプセル+性格補正を変えることのできるミント、化石堀りついでに出てくる銀の王冠など、育成を少しは楽にできる要素もないわけではないです。それでも不便さがあることには変わりありませんが。

そこで、理想個体のメタモンが手に入っていないような(そもそも3値がわからないなどの)ポケモン対戦初心者にとっては、穴堀りで出るねがいのかたまりをメタモン用にストックすると同時に3V以上確定の安定したスペックのポケモンがおまけに手に入る、というのは、あまり拘りの少ない対戦初期段階には喜ばれるのではないでしょうか。①でも言いましたが、どの性格でも仕事がないわけではないので、テキトーにGETした個体がバトルでも使えるというのが保証されているのはよい点だと思います。

一応、従来の化石達は隠れ特性の入手期間が限られているため、化石ポケモンを育成しようと思ってすぐに自分の所持しているROMだけでは上手くいかず、所持している人から譲ってもらったり、GTSに勤しまなければ欲しい個体が手に入らなかった面があります。まだ隠れ特性が解禁されておらず、通常特性が有用なガラルの化石達はそういった面から比較しても、化石統一としてのPT難易度が手間暇の合計的には下がったと言えるでしょう。

 

まとめと感想

①耐久調整などのカスタマイズ性が高く、②サイクル戦もでき、③サイクル戦にも強い専用技を持ち、④雑に手に入れた個体でも弱くはない、といった要素が、今作の化石達にはあります。こういった要素から、化石統一は今までよりも圧倒的に始めやすくなりました。

以上まで化石統一についての本稿では述べてきましたが、筆者は化石統一をしろ、とポケモンユーザーに勧めているわけではありません。わざわざ全部の個体を同じPT内に入れなくても、シーズン1の序盤のほうから、化石ポケモン単体をパーティに入れて結果を残している構築が無数にあるため、彼らのポテンシャルは至る所で見ているかと思われます。そういった化石達のポテンシャルをひとまとめにして理解できる機会が、化石統一なのではないかと思っています。

もし今回の記事で興味を持たれた方がいれば、ガラルビギニングでも勝ち越しくらいはできる実力のある、化石統一のレンタルPTを上げておきます。そして、このように個人のコンセプトに沿ったパーティを組んでも勝利はできるという事実が、読んでくださった方のポケモン対戦のモチベーション維持の一つになれば幸いです。

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出典:ポケモン徹底攻略サイトs://yakkun.com/

化石の子(//duscmawile.hatenablog.com/entry/2019/12/02/180655

掲載許可を頂いていないため、リンクが繋がらないように、ドメインの「http:」を本稿で省略していることをお詫び申し上げます。