ただの日常の愚痴であるため注意されたし。
最近、髪を伸ばしている。理由は「髪を染めたりパーマかけるなどで遊んでこなかった」から「髪で遊ぶために髪を伸ばしてみた」のである。長さとしてはようやく髪の先っちょが肩につくようになってきたから、ベリーショートとでも言うべきなのだろうか。
理由のもう一つだが、親戚の中に男性で髪を伸ばしている者がいたからである。仲の良い先人の真似はしたくなるのが人間というものだろう。学ぶは真似ぶから語源が来ているのらしいので。
どちらにしても、経験的探求心を抑えられなかったのだ。カツラとは違い、いつ何時も髪が長くあり、それを維持するということは何たるかを、もっともらしいオシャレだのの理由で肉付けしたのである。
さて、そんな人体実験を行っている傍らで、その親戚が東京に住んでから言い始めたことがある。「都会でも髪を伸ばしている男って全然見ないんだな」と。
私は自身の意思で面白おかしく始めたことなのだが、たしかに髪が長いことが基本的な世の中であれば人体実験をする必要がなく追体験だけでも十二分に理解ができるはずである。
都会は人が多いから、他者の目につきやすい長髪は目立ってしまい、ひっそり生きていくという小市民的には嫌なものになるからか？高温多湿な日本では蒸れるという状態は向かないからか？日常の動作において纏めるならともかく伸ばしっぱなしは邪魔となるからか？性差別的に髪を伸ばすのはあり得ないからか？
ポケモンの世界ですら、♂しかいない悪/フェアリー最終進化系に「Oh、ロン毛」と驚いているのである。何にしても「髪を伸ばす」ことは、希少なことに変わりないのだろう。この希少さの原因や、周りからどう見られていくのか、ということを「髪を伸ばす」ことで、今後観察できたら何かジェンダー問題なりメンズケアなりの自分の意見形成に繋がるのではないかと感じているので、今後何か進展があれば報告できれば、と思う。
単に飽きたり、ToAみたいに罪を認めて断髪したり、失恋とかをしてばっさり髪を切ることもあるかもしれないので、まあこれの続きがあるかどうかはまだわからない。
あとメンズケアとか言ったが、モブ君はメリットしかシャンプーとリンスで使っているものはない。化粧水もほぼしないし、保湿クリームも日焼け止めもしないので、今はあまり関係ないじゃないか…
