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アーマルドは パワージェムを つかった!

化石ポケモンにパワージェム下さい。モブ(@XXXrhsx)の雑記になってます。

私がおススメしたい種族統一のお話【シルヴァディ統一】

 私が書きやすいように書いたため、常体も敬体も混ざってます。好き勝手やっているブログなので今更ですが、どうかご容赦ください。

 本記事は種族統一オンライン飲み会Part2用に書き下ろしました。しかし、たまたまここに流れ着いた人にもおススメしたいものではあるので、最近は作っていなかった目次を適宜使いながら、必要な情報を抜き取って読んでくれると嬉しいです。
〔この記事の目的〕私の種族統一への観点を述べ、その上で条件に適している統一を紹介し、その個人的な面白さをなるべく体系化した言語で伝わるようにする。

 

 

初めに種族統一歴を

 私の初めての種族統一はウルトラスーパーハイパーチャレンジ(USHC)というUSMの公式大会でした。
 もともと特殊アーマルドは化石統一をした際に刺さりがいいか?という化石統一の考察のための開拓と称して、ニコニコのアーマルド統一の動画を視聴し、その後何かの縁で某黄色い鳥の人あたりのコミュニティにたどり着き、今でも種族統一という遊び方をしている人たちがいることをSMかUSMの頃に知ったのでした。
 そこで、知ったからには自分でもやってみようと考え、手元にいた化石統一用の個体から6体揃い、種族統一的にも物理特殊ATと受けが揃っているために綺麗な並びのため、すんなりと個体流用して遊べるアーケオス統一を選んだのです。

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初の種族統一パ。こういうのすぐどっか行くのでよく画像残ってたな…

 その後は某超格の人の大会などに少しだけ出てみたり、自分で大会を開いたりして、ウルトラファイナルもきちんと種族統一する理由をつけて7世代は少しずつ遊んでいました。

ancientmovu.hatenadiary.com

  8世代ではガチ対戦もそこそこ面白い関係上、そんなに特殊ルールを遊んでいませんが、まあ仲間大会など開くくらいは遊んでいます、というやつです。8世代初の種族統一オフに出たとかの過去の経歴なんかよりも今潜っている人を割と重要視すべきなのでこれ以上語りはいいでしょう。

 ここで大事なのは、私の種族統一はわざわざそれ専用に組まず、タイプ統一などで個体数が増えたものから抜擢して遊んでいるということです。

 

種族統一において個人的に何を重要視しているか

 私にとって種族統一の場は、環境にそぐわなかったなどの理由で中々使うことのできていない個体を使う場です。もっと詳しく言うと、ガチ対戦やネタ対戦、過去作技や伝説も使えるカジュアルバトルなどのために作った個体群から、中々使う機会のない個体を集めて遊ぶ場所にしています。

 コンセプト統一パの開拓…というよりかは変態型だったりを作るのが元々好きなため、リアルの知人とのフレ戦でもHCウオノラゴンやacS振りウオノラゴンを持って行ったりしています。そんな人なので1種育成の目処が立つとだいたい3~4体くらいの型を考察して作ってしまうため、潜在的に種族統一できるようになっているという感じでしょうか。

 また、種族統一という場では、血を血で洗うようなガチの対戦を望んでいます。個人的には環境にも一定の価値を見出せると考えて生み出した型のポケモンを連れて行っているため、ガチ対戦が望ましいのです。ただし、現在のリピボ級の力をもってしても、まだランダムマッチではなくフレ戦の域を出ないと考えているため、対戦相手を見て遊ぶかガチでいくかは使い分けてはいます。

 結論としては、私が種族統一の対戦へ臨む際は、ガチ対戦にも使えるであろう型で勝つために遊んでいる、ということです。

※勿論それ以外の例もあるよ(蛇足)

まあいつもがちがちにやっていてもつまらないので、Storm会戦ではアオガラスを率先して使って、本当に好きな子を並べる面白さ重視なんかをするときはあります。タンドン統一とかココガラ統一とか、さすがにBSココガラだったりHDタンドンだったりのガチ対戦に使えそうな個体以外は、種族統一以外の場ではネタ対戦環境くらいじゃないと使えませんからね。実質種族統一用に組んでいるようなものです。このブログは化石統一用に開いたつもりでしたが、種族統一の語りが多くなってしまっているので色々過去記事を読んでみると僕のスタンスや想いはもっと詳しく知れるのではないかと思います。

 

推す種族統一はシルヴァディ統一である

 さて、ここまでで私の種族統一のスタンスは、あくまでガチ対戦にも使えるような個体を使ったガチ対戦だということを紙面を割いて述べてきました。化石統一という遊び方を常日頃推す私が、ここでシルヴァディを推していることの心情的理由はここまでで補完されていると思います。別に化石ポケモンが種族統一適正が無いとかではないのですが、シルヴァディ勝つために我々がすることとは何なのかを教えてくれるポケモンだと客観的に判断したため、今回この紙面にて紹介させていただきます。

 まずはシルヴァディのスペックを確認しましょう。

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出典:ポケモン徹底攻略

 明確には言われていませんが準伝説枠だけあって合計種族値は570、ただし能力自体は幻で有名なミュウセレビィジラーチマナフィに劣るALL95族であります。ただしそれを打ち消すほど特徴的な唯一の特性、ARシステムにより”ちょっと弱くなるがランクマにも使えるアルセウス”というイメージが強いかもしれませんね。
 そんなシルヴァディですが、私が種族統一としてこの子を推したい理由は2つ。1点目はメモリも駆使すると全タイプの技を撃てること。2点目は物理特殊の攻撃も受けもどちらもできること。ガチの対戦に臨むのであればこれがいいことである、ということを個人的な観点で述べさせていただきます。

 まず1点目。全タイプの技を撃てることについてです。種族統一は基本的に相手に弱点技を撃てば一貫性がとれているので、その技を撃つ子を大事にすれば勝てます。一部混在なパーティもあるため例外も7世代以降から急激に増えはしましたが、それに対しても全タイプの技を撃てることで一貫性を切られてもその後の殴り合いには有利ということで対策になっています。もちろん、アイテムが固定されることやそもそも見せ合い63ではアイテムを6つまでしか使えないことはありますが、シルヴァディは地面タイプとフェアリータイプ以外の技を習得可能なので、6体いれば24個の技スペース、その中に18タイプ全部の技を詰め込むことが可能になります。

 次に2点目。物理特殊の攻撃も受けもどちらもできることについてです。種族統一は弱点の一貫もさることながら、種族値も同じなため、相手にどんな手を取られるかを予想されると厳しいです。例えば物理攻撃をしかけるのが苦手な子と対峙した場合、特殊攻撃で攻めることを予想してこちらはとつげきチョッキ持ちなどを選択するのは大事でしょう。しかし、シルヴァディは物理攻撃はマルチアタックなど、特殊攻撃は技レコードや教え技により豊富なレパートリーがあり、物理特殊どちらでも攻めることができるため、相手は広く対処しなければならなくなるのです。また、受け方面に関してもそれは役に立ち、通常姿の弱点である格闘タイプの技ですらタイプチェンジで一貫性を打ち消しながら、相手の得意な攻撃方面に合わせて物理受けの鉄壁や特殊受けのダイアースを展開できるのです。どんな相手に対しても自分のやりたいことを決めて動けて、相手はどんな型が来るかの情報をなるべく与えずに対戦開始できることから、対戦開始までのアドバンテージが一方的に有利であることはそれだけで優秀なスペック足りうるでしょう。

余談:なぜ種族統一用でなく、個体流用を重要視しているのか?

 これに関しては「個体をたくさん作る人」について詳しく説明してからがいいだろう。
もともとコンセプト統一で個体をたくさん作って試すタイプの人間は種族統一の型のベースとなるHA、AS、HC、CS、HB、HDを全部検討している(さらにいくつかは作っている)。型をたくさん作るタイプの人間は既に大体のスペックを知っていることが多く、意表をつくための振れるだけ振った耐久振りや素早さ振りは既に持っているものである。
 そんなひな形をある程度持った上で、必要ないS振りなどを役割対象にあわせて調整していくため、環境に多い=指標になる強いポケモンを倒したり受けたりする調整個体が出てくるのである。

(さらに余談だがタイプ統一はそのタイプ内の他の子と比較したうえでの採用理由があるため意外と素直な型が多めであり、使えるポケモンが限られてくるようなコンセプト統一でのみこれは成り立つとした 例:AZパ⦅コータスゴルーグシンボラー⦆)

 

 例えば、技構成:追い風冷B爆発せっかちCSシルヴァディとせっかちacsシルヴァディを比較してみる。
☆CSシルヴァディの強みは最速追い風とCの高さである。普通にC振りATとして活躍が期待されるし、94族以下の追い風やミラーになる際に上を取ることができる。

☆次にacs調整シルヴァディだが、D4振りガブを倒すためのCは212振りだけでよい。これはH振り霊ランドも倒せる十分な火力であることと、相手のガブの特殊な振り方もチェックできる。
相手のガブが仮にこれを確定耐えの弱保ダイマスケイルショットやダイジェットだとしても、追い風があるのでこちらの裏のダイマで十分ひっくり返せる。
そしてSは最速すなかきドリュウズ抜きや最速すいすいキングドラ抜き程度に抑えておけば、余りにAを確保でき、大爆発の火力は無振りサザンドラを30%ほどの低乱数1から90%弱の高乱数1まで引き上げることで役割対象が増えるのである(ちなみにC無補正ぶっぱ流星群は確2)
 ここまで個体調整を紹介した中でのデメリットは、最速高速移動イオルブや追い風ケンホロウに抜かれることであるのだが、もちろんポケモンバトルでは調整した個体だけでなく取り回しのしやすいように裏に最速ASなどもいることを前提とすれば、この問題を解決できるてもいる。

 ポケモンは幸い1on1ではなく3体で挑むシングルバトル(またはそれ以上)なので、裏との組み合わせの際に何が大事かと言われたら、相手が普通の型かどうかを判別しやすく、また採用した型が汎用性も格段落ちるものでなければ、ガチ対戦の個体流用はあり得るのではないかと私は考えている。


シルヴァディ統一でさらに推せるところがある

 さて、種族統一として大事な点だと考えている対戦面の2点を話しましたが、他にも好みの特徴があるので軽く紹介していきましょう。

①変化技がそこそこの数存在する…こちらの裏の起点づくりができる電磁波や捨て台詞、少々物足りない数値を補う積み技の奮い立てるや剣舞、耐久として詰め筋を作るための鉄壁眠る、相手に好き勝手させないためのマジックコートや封印などカスタマイズし放題。トリルには若干弱めであるがそれくらいの穴があって然るべきだろう。

②技の威力が高い…ウツロイドのように種族値差が酷いポケモンでも、諸刃の頭突きとパワージェムをB=Dのポケモンに撃つと威力の高い諸刃の頭突きのほうがダメージが大きくなる。よってマルチアタックの威力が120、その他特殊技もそこそこ威力が高いので種族値以上のダメージが出たりする。ただし、マルチアタックはダイマックスすると威力が下がる。
③過去作技にも有用な技が多い…どうしようもない硬さの相手に撃つ毒毒だけでなく、トリックルーム対策になる吠えるや連打できるノーマル最強技のとっておきなど、過去作産の個体もたくさん欲しくなる。GTS産がOKな人(もちろん改造はよくない)にとっては夢ある話である。未だに過去作を開いて自分の努力と過去の財産の結晶である限定技持ちポケモンに嬉しがっている人間にはたまらない。

④外部作品にあまりいない…7世代初出という新参者ではあるが、シルヴァディを知るためには、ポケモン対戦とアニポケとポケマスくらいの履修があれば十分である。キャラのブレがまだあまり生まれていないという意味では、勝手に二次創作し放題、リフレやキャンプが原典となり、自分色に染めやすいという意味ではアルセウスよりもマルチタイプだろう。

⑤色々な場所で活躍できる…ネタとしては自爆したり技威力の低いスピードスターなどは高得点(ただし耐久高くて落ちにくいのが得点低めなので自爆なども採用すること)。過去作技ありの環境でいえば追い風+高威力の自主退場ができる。ダブルバトルではダイジェットが抜群にならない草の誓い要員、シングルバトルでも捨て台詞などで活躍していたりする。それぞれのルールのために作った個体を種族統一用に流用できることが個体数の確保に繋がるだろう。

 

結論:私にはシルヴァディ統一がすごく魅力的に見えるよ、ということのまとめ

 ここまでシルヴァディを推してきたが、相手の電磁波撒きに強い電気メモリシルヴァディのシングルランクマの話、意地っ張りで草の誓いを採用するシルヴァディなど細かいところまでいけばガチ対戦として興味深い駒に使われている子がまだたくさんいる。しかしこれ以上は長くなりすぎるので、好きな点を改めてまとめて本稿の筆を置くこととしよう。
全タイプの技を撃てる

物理特殊の攻撃も受けもどちらもできる

・以上2点から、カスタマイズ性が高く、自分好みにアレンジできる

 もちろんこの強みも、裏を返せば器用貧乏や戦術が多いせいで方向性が定まらず自爆しやすいなどの弱みに繋がる。しかし、シルヴァディのように、ある程度なんでもできるポケモンを使ってみることで、強みを特化させるのがいい場面、広く対処をすることができる場面、どちらの勝ち筋を優先させるべきかという判断や、パーティのバランスのよい組み方を鍛えることができるというのは、ポケモン対戦で勝つために我々がすべきスキルを鍛えることができると言い換えても嘘偽りはないだろう。

 以上からシルヴァディは私の心に叶う、種族統一向けのポケモンである。

 

最後に宣伝

 2021年の5月22日と6月19日に、仲間大会を開催するので出てほしいです。

 5月のほうはダイマ禁止シングルバトル。レベルを下げてもいいバトルタワールール。

ancientmovu.hatenadiary.com

 6月のほうはダイマ禁止ダブルバトルポケモンが重複してもいいノーマルルール。

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  どっちも楽しい大会にしたいので、当日の参加人数がたくさん欲しいです。過去作技大好き勢として過去作技限定ポケモンなどを景品に出していることと、お祭り気分を出すために景品への当選は最終順位がどこでも当たる可能性があることから、参加を検討してくれると嬉しいです。