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アーマルドは パワージェムを つかった!

化石ポケモンにパワージェム下さい。モブ(@XXXrhsx)の雑記になってます。

ウルトラファイナル ラムパルド統一の感想

最後のPGL公式大会が終幕しました。真面目に対戦して参加していた方々、お疲れ様です。

そうでない方はどれだけこの大会が面白いことができたのかどうか知らぬままに過ごしたんだろうなぁ、そういう文化に触れることのない心の豊かではない人なんだろうなぁ、とか勝手に判断していました。僕としては決して責めているのではなく、あくまでも手元にインターネットがあるのにそれを活用して楽しめそうな遊び方を調べないんだなぁ、と思っているだけです。いっそバンドリュで地震しか撃たないみたいな普通につらいPTでガチで勝ちに来てレート下げてくれたほうが統一と当たりやすかったから初手降参は勘弁してくれ

まあ愚痴はそこそこに初心者向けにパーティ解説と、種族統一をやっている方向けに戦績や対戦内容を綴っていきます。7000字くらいあるので目次とかうまく使いながら、各人に必要なところを読んでいただければ幸いです。

これが化石ポケモンについてのこのブログ最初の記事ってどういうことだよ

ウルトラファイナルってなんだよ

2019/10/4のAM9時~2019/10/7の21時までやっていたPGLの公式大会。3戦以上の参加賞は色コケコ(まだ性格が不定と決まったわけじゃないのにね。セブンイレブンと同じく臆病固定かもしれないのに)。

ルールは ポケモンの種類は全参加おk(WCSじゃ弾かれる幻やアンノーンも可能) ポケモンと持ち物の重複はいくらでもおk のなんでもありルールでした。やべぇ。

このルールのおかげで、まるで伝説ありのバトレボ環境が復活したかのように種族統一勢が沸き上がりました。こわい。なんなら伝説幻の種族統一しか持ってない民もいるとかいないとか噂されますし…

持ち物重複に慣れないのか、種族統一をしない普通の伝説入りシングル勢のフォロワーさんは持ち物が被らないようにパーティを組んでいた人が多かったです。某講師の襷ゴウカザル2体手持ちの回とか見てないんだろうか?(さすがに古いから見る奴のほうがおらんか)

僕はORASからポケモンシリーズを買って対戦に入った民なので、いわゆる種族統一勢に通じる、種族統一対戦のスタンダードルール(つまり図鑑番号一致したポケモンのみで3匹以上のPTを組んでいること、持ち物重複はなし)に則った形で参加してきました。バトレボを遊んでいないので、当時持ち物重複ありとか無しとかはわからないです。

使った構築

タイトルでネタバレしてますがラムパルド統一です。てかラムパルド統一に興味なきゃ開かんわなこの記事。

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壮観ですね。ラムパルド好きにはたまらないかもしれない(そのせいかやたらTwitterでふぁぼもらった。みんなもこういうPT組んでいいんですよ?)。

1体目 イワZ 意地っ張りAS余りどこか

ラムパルドの最大打点枠として採用。耐久の高い伝説ポケモンを等倍で崩すためにA特化、ワンチャン上をとって殴ったほうが耐久振りよりも信用できるのでSぶっぱ。

技は諸刃確定で鉢巻よりも居座れるZを採用。型破り地震で頑丈鋼を睨む。他はタイプ統一の流用個体なので、一応ナットレイとか単水用のパンチを。

2体目 こだわりスカーフ 陽気AS余りどこか

最速スカーフ。伝説のSラインである90~100を抜くことができる、最速112族抜き。これもタイプ統一の流用なので、雑に諸刃、メガルカリオ確1の地震ミミッキュ意識の型破りアイへに柔らかい格闘に撃つ思念で確定にしている。

3体目 カクトウZ 腕白HB余りA

B最硬枠。ガルーラとかノーマルアルセウス意識のZきあパンを軸に、型破りでマルスケドラゴンなどに撃つ逆鱗、ASミミッキュへの命中安定のアイへにしている。

4体目 きあいのタスキ おっとりCS余りH

特殊アタッカー枠。こいつがいないと威嚇に弱くなるので必須級。火力が純粋に足りないのでちからづくC特化、それでも火力が足りずロッカの抜きエース化は難しく後述の理由もあり、ゴツメに触れないという理由で余ったタスキを押し付けた。

これもタイプ統一の個体の流用なので、物理技がないのにおっとりだし、元々波乗りの枠は気合い玉だったがなぜか波乗りに変更した。ゲンシグラードン意識ならば大地の力でよかったが、また気合い玉に戻すだろうという目論見だったので妥協した(実際大地だとしても2戦ほどしか使わなかった)。ロックカットでもいいという意見もあるが筆者の頭が悪くてS操作技使うのが苦手なので採用しなかった。

5体目 とつげきチョッキ 慎重ほぼHDぶっぱA12振りくらい

D最硬枠。臆病雨カイオーガの潮吹きでピッタリ4ぬ。が、臆病テテフのPFサイキネくらいは確定3発なので必須枠。火力が足りないのと相手したいポケモンに型破りしたい相手が少ないためにちからづく個体で採用。炎タイプ想定の地震、水タイプ想定の雷P、フェアリー想定のアイアンテールに、浮いている相手への雪崩と霊への噛み砕くから悩んで選択にした。

6体目 半分回復木の実 腕白HABと

積み技持ち。ナットのジャイロに合わせたり合わせて鈍いを積む型を流用した。本当は積み技を採用したくなかったのだが、BDの水準が高いポケモンとただのB特化じゃ受けられない相手にワンチャン作るポケモンが欲しかったので採用。技は体力を減らす必要がないのと命中重視の雪崩、鋼に炎P、トリル対策に自分からSを下げるアムハンにした。

本当はこの枠はシュカ持ち雪雪崩個体にしたかったがプラチナのROMがタテトプス固定のROMだったので諦めた。チョッキグロパン個体も候補にあったが、所持しているのが慎重個体ではなかったのでこれも諦めた。

なぜラムパルド統一だったか?

公式大会シャドースチールと同様にマーシャドーが使えること・メタモンも増えそうという予想から、他の化石ポケモンは積み技を採用することが多いことが裏目に出ると考えて剣舞カブトプスやからやぶオムスター/アバゴーラや鉄壁アーケオスや爪とぎプテラに龍舞ガチゴラスを非採用。伝説ポケモンは硬いので弱点を突くことが前提になるアーマルドユレイドルトリデプスアマルルガは非採用。残った化石ポケモンが、火力も積み技無しに十分、S振りも耐久振りも活きるラムパルドだったので、せっかくだから同じポケモンで統一することにした。大会当日になって考えたので流用個体が多かったが、技構成考える段階で放置されていた化石ポケモンを救うことができてよかった。

また今回の大会は持ち物重複が可能だったが、最低限種族統一として持っておきたいHD・HB・AS・CSは持ち物が被ることなく役割を持たせられそうと判断し、同じ努力値振りでも性格や技が違えば別の役割が持てることから、それぞれの役割に合うように別々の持ち物を持たせて、今開かれる種族統一対戦会で最もスタンダードなルールに則ることにした。

また、シャドースチールクリアスモッグや黒い霧を使われるのが嫌だったこと、積んでいる暇のない火力の応酬を考えてロッカ剣舞を採用しなかった。

勝率とか

通算45戦中19勝26敗 (体感で勝ちのうちの1/3が初手降参)

1日目:7勝8敗 2日目:7勝8敗 3日目:5勝10敗

一応上記のようなウルトラファイナルの伝説ポケモン環境に沿って、なおかつ種族統一っぽく組んではいるので、勝率は個人的には良いと思いました。最終レート1410くらい。あとみんなグラードン使うからそんなにマーシャドーいなかった。

 

マッチングした時間などは以下の通り

4日金曜日22時半から2時間ほど:15戦中6戦種族統一(バシャ、ピカ、ゲノ、ルギ、ライド、ジェス、コブシ)

5日土曜日昼11時頃:2戦中1戦種族統一(ヤトウ、ミミ)

5日夕方17時半頃:4戦中0戦

5日20時から:9戦中3戦(クラゲ、ゲノ、ロズレ)

6日日曜日20時から30分、22時半から1時間:15戦中4戦(ヒド、マッシ、パッチ、フィオ)

以上の結果としては、夜のマッチング率は高くなっている。特に初日は顕著である。ただし日曜日は昼間に種族統一をしていたようなTLを見たので、やはり同じような人が潜っているタイミングがベストなのだろう。

 

vs種族統一

合計17戦11勝4敗(うち再戦、初手降参、お相手の通信不良、ネタ勢?を除いて12戦7勝5敗)。自覚に恵まれていたため、勝率が高くてラムパルドを一層好きになった。

ここから先は試合内容を垂れ流しているので興味のある方向け。興味無い人はまとめまでどうぞ。

vsバシャーモ統一

初手襷ミラー、お相手カウンターに合わせて波乗り、襷を盾にして1匹目撃破、2匹目に波乗りして退場、ビルドアップに合わせてイワZで突破するが、ラストのメガバシャの膝耐えずにラス1対面、守るに合わせて鈍いを積むが馬鹿力でないと耐えなかったので負け。

vsサトシキャップピカチュウ統一

サトシキャップは猫だまし要員がいないのを忘れてHBから出陣、初手1000万Vで腕白個体を突破される。2体目のチョッキ個体で10万を耐えて地震、2体目もなかよくなって内緒話だけさせて地震2発。3体目はほしがる投げつけるで威力80の悪技を見せてくれた。3匹だけじゃ判断できなかったが、特に瓦割りもないのでネタ勢カウントにした。100点満点で面白かったのでぜひ続けて欲しい。

vsゲノセクト統一

1戦目:初手スカーフっぽいゲノセクトを襷を盾に放射で突破、2体目のゲノセクトは襷でギアチェンジ→とどめばりでASを十分上げられてしまい、スカーフとイワZが落ちて負け。

2戦目:次の日にマッチング。水テクノバスター個体にHABのが突破され、襷を盾にして放射。2体目のゲノセクトはとんぼをして1体目のラムパルドを突破し、裏から別のゲノセクトが出てくる。3体目のゲノセクトのニトチャ→炎Pで倒すもゴツメとあわせてHP1/3ほど削れるが、2体目に鋼技がないのかとんぼを選択して耐えることができ、勝ちを拾った。1戦目と違う個体であると考えられるので完全に温情であった。

vsルギア統一 

初手モンボ色違いだったため、マルスケを考慮してイワZ。壁を先に貼られて脱出ボタン、2匹目がまさかのZ雨乞い。諸刃を撃つも壁のせいで届かず、上からウェザボでお陀仏。チョッキ個体を投げて確2程度のダメージに抑えて返しの雪崩で1匹突破。次の個体は瞑想を積み、こちらは雪崩を外すが、ちょうどリフレクターが切れる。サイコショックでチョッキ個体が落ちて、3匹目はスカーフを出陣。相手は羽休めで反動を稼ごうとするが、瞑想個体に8割ほど諸刃が入る。諸刃2連外し読みのリフレクター個体が戻ってくるが、諸刃を1体目と3体目に当てて勝利。

HPがガンガン減るので、難なく勝った印象がなくヒヤヒヤしっぱなしだった。

vsフワライド統一 

1体目に対して10万Vで先制、初手鬼火を物理型に入れないことに成功。オボン軽業で上をとられて追い風を撒かれたうえに10万を耐えられて、置き土産まで許してしまう。ACダウン解除を狙ってチョッキ個体に交代すると、またしても雨乞いをされる。雨下でノーマルZをウェザボに使うとミズZ化するのだが、なんなく耐えて返しの岩雪崩で突破。最後のフワライドがシャドボでチョッキを削りきると、熱暴走トリガーの火炎玉持ちと判明。適当に鬼火で削れている襷個体が上から倒されて火力にひやりとするが、最後のラムパルドが耐えてイワZで勝利。

ダメ計曰く、C特化熱暴走のシャドボで低乱数くらいで無振りラムパが落ちる模様。危なかった。

vsフラージェス統一

眼鏡個体読みで初手チョッキ個体を投げるも、なみだめを受けてアイアンテールを外したため交代。スカーフ個体がなみだめを3回受けながら、アイへで1体目を突破。なみだめ解除のためにチョッキ個体を投げて、ムーンフォースを確定3発に抑えながら2体目をアインテ1発で突破。3体目のフラージェスも同様にムーンフォースアイアンテールの殴り合いをして、チョッキ個体が居座ったまま勝利した。

vsナマコブシ統一

初手HB個体読み特殊ATを先発。10万Vといたみわけの応酬が始まり、3ターン目で中身が飛び出してこちらも倒れ、文字通りの痛み分けになる。2体目は初手イワZを撃つもまさかの襷個体。痛み分けで回復し次の雷Pも耐えて同じように中身が飛び出して相打ちに。ラストのナマコブシにチョッキ個体を出したら、威張るで自傷を仕掛けてきたので7割を引いて勝たせていただいた。

(vsヤトウモリ統一)

3匹全員♂で持ち物ないとはいえ色違いが登場、戦えると思いきや初手降参。

vsミミッキュ統一 

6匹揃っていたので楽しみにしていたが、1ターン目に回線が悪かったか相手が落ちたので勝利になった。残念。

vsドククラゲ統一

スカーフ読みチョッキからスタート。初ターンにはたきおとされて、地震も襷でカバーされてしまう。返しの熱湯はしっかりと受け止めて1体目突破、2体目はまさかのドロポン外しで地震でそのまま突破できてしまう。3体目は滝登りで元チョッキ個体を倒したので、襷個体を先に投げて10万の削りを入れてB振り個体ケアを施し(結果ミズZ持ちだった)、ラストのスカーフ思念でフィニッシュ。

PT固定されるので、効果力のドロポンを選ばざるをえないというのが幸いした試合だった。あと2体目がスカーフじゃなくてシュカの想定をしていなかったので、雷Pを撃つなど徹底したいと考えた。

vsロズレイド統一

初手スカーフや襷に蹂躙されるのが不安だったのでチョッキラムパルドを先発に。

先発はまさかのジメンZまきびし。Bを上げられて、1ターン目外した岩雪崩が入らないことを悟る。幸い攻撃技はシャドボしかなさそうだが、光合成が普通に雪崩に追いつくのもあって、温情で光合成してこなくなったおかげで1体目を消耗しながら突破。2体目のギガドレインでこちらのチョッキと襷個体が倒され、残りのスカーフ個体を投げてみたら、上をとって思念の頭突きで突破することができた。3体目のロズレイドが思念のずつきを耐えて、返しのパワーウィップでスカーフ個体も倒されて敗北。スカーフロズレイド無しでも戦えるというあたりに強者の余裕を感じる試合となった。

(vsヒドイデ統一) 

持ち物なし3匹で察したが初手降参された。種族統一の評判に関わるのでやめてほしい

vsマッシブーン統一

1体目のS振り個体のドレパンで遅いマッシ読みのイワZが落ち、襷を盾に火炎放射で削ってスカーフ個体に託し、思念の頭突きでようやく1体を突破するが2体目を怯ませることができなくて負け。

vsパッチール統一

(実際はパッチール5匹にゴロンダ1匹だったので種族統一には含まないとか言い出す人もいるかもですが)ゴロンダは暁ネクロやガルドへの牽制と信じて、パッチール統一として選出を決めた。

初手はスカーフあまのじゃく馬鹿力が怖いのでスカーフ個体から。アイアンヘッドはZ透かしの守るで確認されて、次ターンで耐えてカウンターをかまされる。2体目のラムパルドはHBカクトウZを選択、ふいうちを難なく耐えてアイへで処理した。2体目のパッチールは猫→威張るを選択。自傷してふいうちダメージよりも多くのダメージを受ける。さらに次のターンも混乱してきあPで処理された(千鳥足っぽい?)。3体目のHABラムパルドは威張るを避けてアームハンマーで処理をして同数に持ち込む。3体目のパッチールは穴を掘るだろうと思って鈍いを選択、すると爆裂Pを外したとのメッセージが出たので慌ててアームハンマーを選択し、爆裂Pを受けるが混乱せず勝利できた。

過去作技が非常に多く、満足いく試合内容だった。

vsフィオネ統一

 ALL80族ということで上はとられているがチョッキを大事にすればいいと思って選出を進めた。

初手はHB熱湯を読んで襷個体からスタート。相手が雨乞い展開から入り、吹雪で削りに来るが、避けながら10万V2回で突破。2匹目のフィオネには上をとって10万Vが炸裂、確定3発だったが返しの熱湯でやけどもせずに2回攻撃で削って襷個体は倒れてくれた。2体目のチョッキ個体を投げて一致雨熱湯を耐えてもらうが、火傷発動して一応雷Pで倒してもらう。ラストのフィオネアクアブレイクでチョッキ個体を蹴散らして、ラス1対面となる。HAだったのかラムパルドが上をとるが、イワZを押さずに雷Pを選択してしまい、案の定耐えられて、ミズZで負け。

吹雪避けがかなりこちらに勝ちの目を生んでいたために、単純なミスで負けてしまったので、いくらこの試合が45戦目だったといえども気を緩めてしまったのがまだ甘いと感じた。

 

総括

温情で勝ち筋つないでいる試合があって非常に見苦しい、産まれたばかりの雛のような慈悲をかけられているあたりが筆者のへなちょこっぷりを物語っていると思います。逆に言えば、これだけ脳みそラムパルド(悪口かな?)なパーティでも、水技豊富でSも早いルギアと渡り合えたりできる、というのを感じていただければ幸いです。

個人的に種族統一とも戦えて、あまり使ってあげられなかったラムパルド個々の自覚なんかも見せてもらって、彼らも化石統一の一員としてやる気に満ち溢れている姿を見ることができてよかったです。

「種族統一は初めてやったけど楽しかった!(アシレーヌ統一)」「最後に戦ったラムパルド統一がいい試合だった(バシャーモ統一)」といった声も聴きましたので、同じポケモン3匹以上育成していれば遊べる、種族統一っていうルールに興味を持った方がいればいいなぁ、と思いました。ハリテヤマドクロッグオニゴーリなんかの種族統一生放送もあったので、こういう大会の時はそういう放送探してみるといいと思います!

追伸

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このラムパルドのひとがTwitterにいたら教えてください。きっとHB図太い毒恨みねむねごみたいな型を育成していると思うので、会って握手がしたいです。

USHCでも自分以外のアーケオス統一を見かけたのですが、Twitterには残念ながらいなかったみたいなんですよね…